夏合宿2015

7月22日から、神奈川県立足柄ふれあいの村にて2泊3日の夏合宿を行いました。開成町からは車で20分程と近く、緑豊かでとても便利な場所です。ここで団員たちは、合奏練習だけでなく、石巻・仙台演奏旅行に向けての勉強会、那須塩原市南小学校の全国大会のビデオ鑑賞、野外でのオリエンテーリング、焼き板のクラフト、そして、毎年恒例の夜のお楽しみ会など、いろいろなイベントを楽しみました。

2日目には、ドラムの木村先生の他、富山先生(Trp.)、池谷先生(Trb.)、田代先生(Bass)が駆け付けてくださいました。

東日本大震災の10ヶ月後に仙台市・石巻市・女川町・南三陸町で代表が撮影した写真をスクリーンで見せながら、地震や津波の話をしました。そして、12日の石巻ジュニアジャズオーケストラの演奏の様子を見せた後、「震災の時の自分の経験」または「ジュニアアンサンブルや楽器を始めたきっかけ」をテーマに作文を書いてもらいました。団員たちは皆一生懸命に取り組んでくれました。

皆そろっての食事は楽しいですね。

村内全域を使った「写真オリエンテーリング」を開催し、パートごとに競い合いました。結構アップダウンがあって、頭と体のいい運動になります。

要領のいいパート、地図を読むのが苦手な人ばかりのパート、さまざまです。リズム・パートは3人で力を合わせて優勝しました!

2日目、朝からたっぷり合奏に取り組んだ後は、工作室・炊事場にて焼き板に絵を描くクラフトを行いました。ガスバーナーもしっかりと自分で使っています。

「練習中」と書いている団員。えらいっ!

2日目の夕食後、待ちに待ったお楽しみ会が始まりました。最初は先生たちによるバンド演奏。「ザ・チキン」「テキーラ」の2曲を演奏し、富山先生が団員達を盛り上げてくれました。

何やら不思議な「注文の多い料理店」の劇を披露したリズム・パート。

トロンボーン・パートは。風船をふくらませながらしりとりをする、何ともスリリングなゲームを企画してくれました。

保護者役員や先生達も巻き込んで、とても盛り上がりました。

トランペット・パートは、手作りの人形劇でした。とても頑張って準備してくれました。

そして、リード・パートは第1回目からの伝統となっている「恋愛劇」です。今年のメンバーもしっかりと伝統を守りましたよ!>卒団生達
最後の通し練習を聴いても、毎年演奏のレベルが着実に上がっていっているのが分かります。団員たちの仲もとても良好です。今回の合宿を通して、「楽器が上手くなる」「仲良くなる」「思い出を作る」の3つの目標はひとまず達成できたかな。この後も気を抜かずにパワーアップしていきますよ!