楽器体験・見学会

11月24日(日)の10:00〜11:30、開成南小学校多目的ホールにて、開成ジュニアアンサンブル主催「楽器体験・見学会」が開催され、開成町や南足柄市の小学3〜5年生とその保護者の合計28名が参加しました。
これは、楽器の演奏に関心を持つ子ども達が実際に楽器に触れたり、演奏したり、バンドの演奏を間近で聴いたりすることによって、楽器をより身近に感じてもらい、当団の活動への理解を深めることを目的として、今年初めて行われました。

前半の35分間は、トランペット、トロンボーン、サックス、リズムの各セクションをスタンプラリー形式で回る楽器体験会です。体験できたら団員手作りのしおりがお土産としてもらえます。トランペットのような難しい楽器も音が出ると、体験者も団員も嬉しくて思わず微笑みます。

音が出るようになったら、スライドを動かして音を変えてみます。サイレンみたいに音が変わるね。

団員が自主的に書いたトロンボーンについての解説です。素晴らしいですね。

アルトサックスとテナーサックスは、リードが壊れやすいのでマウスピースを外してあります。音は出ませんが、構えてポーズを取って写真を撮ってもらう姿が見られました。

サックスのメンバーは自分たちの似顔絵を貼って、会場を盛り上げてくれました。

ベースもなかなかカッコいいでしょ。

自由に叩けるドラムも大人気でした。

あらあら、お父さんも叩いちゃいましたね。

小田原ケーブルテレビのカメラマンにも来ていただきました。ありがとうございます。

後半はミニコンサートです。楽器紹介も交えながら、団員たちは4曲の演奏を披露しました。写真は、途中で行った指揮者体験コーナーの様子です。5人の子ども達が、「きらきら星」を思うままに指揮してくれました。
終了後のアンケートを見ると、音を出すことの難しさや楽器の重さを感じながらも、ようやく音が出た時の喜びなどがたくさん綴られていました。指揮者体験コーナーでも、団員が自分の指揮に合わせて演奏することが面白いと感じたようです。このような活動を続けることにより、管弦打楽器の演奏に親しむ子ども達が増えれば、この地域の音楽文化振興にかならずつながるものとの確信を得ることができました。
演奏曲目:
イン・ザ・ムード(Joe Garland 作曲/Michael Sweeny 編曲)
きらきら星(後藤洋 編曲)
ロコ・モーション(Gerry Goffin & Carole King作曲/Naoyuki Honzawa 編曲)
宝島(Hirotaka Izumi 作曲/Naoyuki Honzawa 編曲)
A列車で行こう(Billy Strayhorn 作曲/Naoyuki Honzawa 編曲)